自由の子 旅の途中で!インナーチャイルド放浪記 ステップ2

ステップ2では、自分がどの様にインナーチャイルドが傷ついたのか説明します。同時にインナーチャイルドが傷つく要因について説明します。 幼児期のパニック発作は私の恐怖体験の幕開けとなって行きました。 恐怖から逃れる事のできない支配された時間、、もう時が永遠 に止まらないのではないか、、、 その時誰も助ける人はいない、、迫って来る恐怖、 幼い子はその中で何を感じてるのだろうか、、 やがてへとへととなり、睡眠がその子を安全な世界に連れて行く このまま、時が止まり安らぎの中で永遠にいたい、 私が3歳か4歳の頃事故で死にかけました。その恐怖で幼児性パニック障害になりました。 その後も、死に直面する事故に複数回あい、PTSDの症状から苦しみました。 私のインナーチャイルドは、苦しみから逃れるために、当時はやっていたシンナー、薬物などに逃げ、一時的に安らぎを得て行きました。 夢の世界 幻覚の世界 自由の子が逃れる世界は悪魔の手の中 偽りの安心、、悪魔と手を組む事によってのみ 偽りの安心という報酬が貰える。 闇と光が存在する。私は闇を愛して、、 愛しざるを得なかった。闇にどっぷりと浸たり、暗闇 の中から、叫ぶ!苦しい!もう嫌だ!もううんざりだ! いくらわめいても又闇は迫って来る、、 私の場合、傷ついたインナーチャイルドは、安心感、安らぎ、不快感からの逸脱を求めてさまよっていました。 インナーチャイルドが傷つく要因として、一般的には次の様な点が関係してます。 1)内なる子供を窒息させる親の状況  次のような家庭の中では子供はのびのびと育つことが出来ず、内なる子供は 窒息させられたようになります。 ①アルコールや薬物依存、ギャンブルなどの嗜癖が見られる家庭  このような家庭の中では子供たちは不適切な世語を受け、虐待を経験するこ とが多いのですが子供たちの多くは問題のあったことを否認しています。 ②共依存の見られる家庭  共依存の発見はアルコール嗜癖者の妻たちの態度の研究からです。彼らには 驚くほど似通った特徴があります。彼らは他人の欲求や行為に焦点を合わせ過 ぎているため家族の中で機能不全を示しています。例えばアルコール嗜癖者の 妻たちは、その人生を夫を支えたり世話をする事に関わりすぎるため、自分の 欲求や子供たちへの真の世話はおろそかになってしまいます。 ③慢性的な精神疾患や身体機能障害がある家庭  例えば慢性的なうつ病の母親は子供に愛情を抱いていても表現する余裕がな いかもしれません。子供は親の不機嫌さを自分のせいにしてしまい、自分を責 める考えを身につけてしまいます。 ④極端に厳格であったり、完ぺき主義的な家庭、夫婦の愛情の薄い家庭  こうした家庭では、努力がほめられることが少なく、わずかの失敗が責めら れます。また夫婦の愛情が欠けていると、子供は驚くほど敏感に親の必要を感 じ取りその必要を満たそうとします。こうして世語を受け安心感のある子供時 代を過ごすことなく、幼少時期から世話焼きになってしまいます。絶えずわた したちを罰する神を子供に押しつける宗教が家庭で教えられればそれも「内な る 子供」を大きく傷つけることになります。 ⑤虐待の見られる家庭  緩やかな身体的虐待、あからさまでない性的虐待、子供のネグレクト、子供 の成長を無視したり、妨げようとすることも子供の心に大きなトラウマ(精神 的な傷)を残します。子供に性的な経験を話すこと、身体の不適当な部分を触 ることなども性的な虐待であり、強烈な罪悪感や恥辱感を残します。 傷ついたインナーチャイルドは何に逃げますか? ①人間関係の嗜癖  共依存−アルコール依存症とその妻、依存的な生徒と支配的な教師  電話中毒−一人が寂しく、不安になって誰かに電話をかけまくる  恋愛嗜癖−ハイな気分になるために相手を求めるが、満足を得ない  暴力嗜癖−配偶者、子供、動物の虐待など  性的な虐待−自分が性的な虐待を受けた犠牲者が虐待をすることも多い ②物質の嗜癖  アルコール−男性が多いが、キッチンドリンカーと呼ばれる主婦もいる  ドラッグ−シンナー、睡眠剤、覚醒剤など  甘い物−過食症、吐いたり、下剤を使って体重は落としている場合がある ③プロセス嗜癖  仕事中毒−日本人に多い。仕事に逃げて家族や自分を省みない  ギャンブル嗜癖−パチンコ、競輪、競馬、賭麻雀など  買い物中毒−過剰な負債を抱えてしまう、不要なものを買い込む  万引き−摂食障害の人に不思議に多い  テレビゲーム−男の人たちに多い、漫画にふけるひともいる ④ムードへの嗜癖(斎藤学)  抑うつ感情−抑うつであることで周りから認めてもらえるとホットする時が ある。本人は苦しんでいるが、嗜癖と分かると逃れられる時がある。 本当にうつ状態の患者に嗜癖と言うことは残酷であり言うべきでない ⑤トラウマへの嗜癖  自傷行為−リストカット、薬を大量に服用する。抜毛癖  危険な行為へののめり込み  暴力的な人に惹かれていく 少し専門的でしたが、大丈夫だったでしょうか? 分かりやすい言い方をすると、自分が必要としていた、欲求を満たすために安易な方法で自分に与える、苦しいのでダメだなと思っていてもやめられないという状況に何年も、何十年も甘んじてしまうと言う事です。  苦しいですね、、でもその状態から逃れることができないのです。 やがて、へとへととなって人生の底を経験します。 闇の中へ 昔アディクションしていた時期に関して歌ってます