カウンセリング東京 千葉 浦安 自由の子旅の途中で!今日1日を
わたしたちの社会には,今を生きる方法を教えてくれるものが全くありません。この社会のあらゆるものはこの問題を避けて通っています。学校に入った時からして,親や先生方は,さあ次は?用意をして,と言い続けます。大学へ入ると,さあ次は?という圧力は大きくなります。わたしたちは幼いころから,先のことを考えるよう慣らされ,その考え方をどこへ行っても当てはめるのです。これは考え方の型になりました。わたしたちはどこかへ到達することを待ち望みます。どこでもいいのです。どこであろうとそれは大した問題ではありません。わたしたちは,一緒にいると生活がずっと豊かになるような,不思議な魅力を持つ“人”を見いだすすばらしい日を待ち望みます。それが終わると,翌年の休暇や子供が大きくなってから自分たちのする事柄や退職のことを望み見ます。わたしたちはいつも宙ぶらりんの状態にあって,自分たちを魔法によるかのようにいやし,変化させてくれるはずの未来が到来してみると,今日と少しも変わらないことが明らかになるのです。
「もっと大きな喜びや意識をもって,また高められた自覚をもって生き,それによって一刻一刻を掘り下げ,それを満足感で満たすという異なった種類の生活を育むことができるはずです。いや,できなければなりません。わたしたちは一刻一刻を軽く見て,明日に目を向けますが,今わたしたちの手中にあり,可能性を秘めて震えているのは,この瞬間であって,まだ訪れていない将来ではありません。一刻を味わい,注意を払ってその瞬間を生きてはじめて,わたしたちは本当に生きていると言えるのです
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