2)恐れ
恐れは、霊的な病気の根底にある原因です。それは、わたしたちがある状況をコントロールできないときに最初に感じる反応です。かなりの範囲の精神的また身体的な病は、この不健全な感情の直接の結果であることがしばしばです。恐れはしばしば、問題を効果的に解決する方法を阻みます。恐れを健全な方で認識することを学ぶのは、回復の過程の重要な要素です。恐れを持っていると、わたしたちは次のようであるかもしれません・脅かされるように感じる
・生き残るために闘う
・変化に抵抗する
・死ぬべき運命に直面する
・拒絶を経験する
・失敗を予期している
例:わたしは配偶者を恐れている。なぜなら、わたしがどうしても彼/彼女を喜ばせることができないように感じるからである。この事はわたしの低い自己評価と性(セクシャリティー)に影響を与えている。この事はわたしの見捨てられ不安をかきたてる。この事はわたしに怒りや自分には価値がないという気持ちを持たせる。
信じることが育っていくにつれ、わたしたちにとって、恐れという問題は小さくなっていきます。わたしたちは、自分の恐れを一つずつリストに挙げ、なぜそれらがわたしたちに対して力を持つのかを考えます。とりわけわたしたちは、自分だけしか頼れないというわたしたちの間違った態度のゆえに大きくなってしまった恐れに注目します。、自分だけを信頼する必要を手放すことや、それに伴う恐れから解き放たれるよう、わたしたちに力を与えてくれる存在やネットワークからサポートや力を得れます。
恐れから回復するにつれて、わたしたちは次のようになり始めます
・脅かされるように感じることが少なくなる
・変化を喜んで受け入れる
・神に頼る
・自分の恐れと正直に向き合う
・喜びをさらに感じる
・さらに祈る
3)抑圧された、あるいは不適切に表現された怒り?
怒りは、わたしたちの人生での多くの問題の主要な源泉です。それは、認めると自分が不安に感じるので、わたしたちがしばしば押し隠す感情です。混沌とした家庭の中では、混乱があまりにも激しかったため、わたしたちは怒りを否認するか、または不適切に表現しました。わたしたちは自分自身を守り、ただ自分の感情がどこかへ押しやられているほうが安全だと感じました。抑圧された怒りは、重大な恨みや抑うつにつながりかねないことに、わたしたちは気づいていませんでした。それはストレスに関係のある病気に発展しかねない身体的な症状を引き起こすのです。怒りを否認したり、不適切な方法で表現したりすることは、人間関係においてしばしば問題を引き起こします。なぜなら、わたしたちは自分の感情に正直であることができず、いつも欲求不満を感じてしまうからです。
怒りを抑圧したり、不適切な方法で表現すると、次のような感情を経験するか
もしれません
・恨み
・抑うつ
・不安
・自己憐憫
・ねたみ
・ストレス
例:わたしは、息子に対して怒りを不適切に表現している。なぜなら、彼の行動によって恥ずかしい思いをさせられているからだ。この事はわたしの自己評価に影響を与えている。この事はわたしの拒絶に対する恐れをかきたてる。この事はわたしに親としての資格がないと感じさせる。
怒りの適切の表現方法を学ぶことは、わたしたちの回復における大きな段階の一つです。それは、多くの隠された感情を解放し、癒しが行われる道を開きます。怒りを表現することは、わたしたちの限界を他の人に気づかせ、自分に対して正直であるようわたしたちを助けてくれます。怒りをより適切なやり方で表現するようになるにつれて、わたしたちは、自分の敵がい心や他の人の怒りに対して、それまでより上手に付き合えるようになります。自分自身を表現することで気持ち良さを味わい始めるにつれて、わたしたちの人間関係は改善されていきます。ストレスに起因する問題は減少していき、体が健康になったようにさえ感じます。
抑圧されたあるいは不適切に表現された怒りから回復するにつれて次のようになり始めます
・怒りを適切な仕方で表現する
・自分自身に限界をおく
・傷ついた感情を見定める
・内的な平和を楽しむ
・道理にかなった要求をする
・ストレスと不安を減らす