秋田市のカウンセリングルームを、彼女と一緒に、車で東京方面に、向かったのは、11月の中旬位だったと、思う。僕はその時点で、何十年間も、共にいた、妻がいた。世間一般論では、不倫と言う、一言で、悪いことをしてるとかたずけられるような、ごく、世の中では、普通の事。でも、クリスチャンに、とって、不倫や、離婚は、御法度、、、
その時点では、離婚はしていなかった。妻も、クリスチャンから、離れていた。もう、何年もSEXもなく、話す共通の、話題も妻とは、なくなっていた。
それでも、クリスチャンの基準からして、離婚は、出来ない。イエスの教えは、最後まで、妻を愛するのが、掟。僕は、離婚だけは、したくなかった。
なぜなら、それが、現時点での、唯一の、僕の、神への、自分の自尊心を保つ方法だったから、、、
やがて、僕と、絵美は、約、1か月の車の放浪生活を始めた。途中警察に、通報されたり、交通違反で、2回も、捕まったり、いろんな、思いでが、蘇ってくる。
彼女は、毎晩のように、悪夢と、パニックに、襲われ、その都度、大量の、薬を飲んでいた。やがて、いろんな、仕事の面接を、僕が、受け、どれもダメだった。諦めかけ、もう、秋田市に帰ろうと、呟いた。もう、疲れ果てていた。
彼女は、もう少し頑張ろうよと、言った記憶がある。最後に、これまで、やったことのない、運送業を、やってみる気になった。最初jinnnoエキスプレスという、有限会社に、申し込んだ。申し込んだのは良かったが、そこは、千葉県の、浦安だった。かなり、疲れ果てていたので、ドタキャンした。
もう、辞めたと、決めた。これが最後の、就活にしようと、思った。なかなか、いい案件があった。所在地を見ると何と、ドタキャンした、jinnnoエキスプレスでは、ないか!一応ダメ元で、電話を入れた。そしたら、お叱りは、受けたが、浦安に来るように、時間指定で、結果、彼のおかげで、アパートには入れて、車購入出来て、仕事に、ありつけた。これも、僕にとっては、奇跡的な出来事、絵美はというと、渋谷にあった、癌の自由診療では、あったが、ベンザアルデヒドと言って、癌細胞と、同じ構図を持つ、もので、本物の癌細胞に、くっつかず、偽物の、同じ構図の、ベンザアルデヒドに、癌細胞が、くっついて、繁殖を、抑えるという治療に出会うことができた。
木漏れ日